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オール電力なEV車のトヨタ「bZ4X」。レンタカーやサブスク専用車だそうで、気軽に乗るにはタイムズカーといった感じ(私感)。筆者は、ここ3年ほどで9000キロ走っててそこそこのタイムズカーフリーク。
とにかくこのbZ4Xが全国で限られた個所にしか無く(下リンク先)、神奈川だと川崎、関内が筆者の出向ける希望範囲(2023年春現在)。
今回、やっと適当な時間でbZ4Xを予約できたので乗ってみることにした。
日時は2023年3月20日の17時45分から23時半までの5時間程度(タイムズカーは出庫可能時刻の15分前から走り出せるので実質6時間)。日頃は、自宅近くのタイムズコインパーキングからヤリスやCH-Rばかりに乗ってる。初めてのEV車bZ4X乗りだったものの、走り出すまでの手順がまったく分からないまま「あえて」出向いてみた。
最初の難関はタイムズ川崎アゼリアB1F e-20区画の場所
まぁ、下記リンク先情報の写真を見ておいたのでなんとか上写真の場所まで到着。
※リンク先ページをブクマしておく
この地下駐車場区画がe-20。出庫する時に思ったけれど、この場所まですんなりと戻ってこられる気がしなかった汗。詳しくは後述。
次の難関、EVケーブル外し
到着するとこの状態になってた。心理的にまずはEVケーブルを外そうとする。
※クルマのアンロック後にケーブルを外す
あれれ、外れない汗 3分ほどケーブルと充電器を覗き込んでごねごねしたけれど、後から思えば野外駐車で第三者に勝手に外されては困るので、クルマのアンロックをしてから外せると分かる(;´∀`)もう、最初から焦ってしまう。。。
次の難関、キーの場所が分からない(汗
タイムズカーは、会員カードを外装のセンサー部にタッチしてアンロックするか、スマホアプリでアンロックするかの2種類(2023年現在)。いつも通りにアンロックして乗り込み、まず最初にクルマのキーをダッシュボードから取り出すのが最初のアクション。。。
しかし、キーがねぇぇよぉぉww
※サイドボード裏側下の小さなボックス内にキーが有る
しばらく助手席ダッシュボードが開かない開かないwと騒ぎ、サイドボードの裏側にこっそり小さな箱があることに気づく(えええ 「キーはココ」表示のシールが小さいw。まぁ、これはbZ4Xに初めて乗るから問題なだけでEV車特有ではない気がする。
次なる難関、バッテリ残量がモヤッとしか分からない
いつものガス車では3分も掛からず出庫できるというのに、15分程度焦っていじってやっと走り出す。走り始めてすぐ分かるbZ4Xのパワーに圧倒され、これがEVなのね、と感激。昔、乗ったZ4にも似たパワーを感じるほどの余裕さ。。。あとでググってみたら、車両価格が500万以上とのことで電動シートやら内装インテリアのリッチさにも納得。
しばらく走ってて、おいおいバッテリ残量が分からない滝汗(EV初心者にて専門用語無) 走行可能距離しか見えないから不安まくりになる(下写真、水色バー表示はあるもののスマホはxx%表示派)。
※仕様w
この点はbZ4Xユーザーから意見があるそうで、あとからググっててトヨタが検討しているという情報があった。下写真の通り充電ポート側の▶表示も無いし、これはファームアップで対応できるのかななどとパネル自体がどうなってるのかも興味津々。
ナビが超ワイドサイズで高解像度パネル。。
筆者は進行方向が上表示派なので縦長のほうがいいなぁ、住所文字表示が無いのも残念で迷った。でも、設定で変更できるのか不明。。
当初は、今回の5時間程度で富士山御殿場口まで行ってみようかなどと思って走り出した。しかし、連休中日ということと、川崎駅市街地から抜けるまでがけっこう渋滞して撃沈。
bZ4Xが置いてある駐車場が市街地ばかりなので、5時間程度だとそれほど遠くに行けないのだと実感する。
次なる難関は、バックミラーの見づらさ
高解像度なバックミラーが装備されてるものの、筆者は老眼が入ってきてるのでピントが瞬時に合わねぇぇ汗 この電子ミラーは最後まで悩まされて慣れなかった。ただただ自らの加齢を恨むしか無い。。。
※おま環
思いに反しあっという間に加速するパワーがEVの魅力?
日頃からテスラオーナーの動画を見ていたものの、bZ4Xも相当なパワーで加速するため市街地でもかなりのスピードが出てしまう汗 アクセルを踏んでもまったくエンジン音がしないのでついつい踏む踏む。いつも以上にスピードメーターを見てないと超危険だと感じたw(「ECO」ボタンを押せば少し抑制できた)。。。
ある程度走ってて、富士山は無理だから箱根で我慢しようかと思い東名から小田原厚木に南下するものの、東名が混んでたのでまたまた読み通りにならなかった。やむを得ず、小田原近くで江ノ島方面へ引き返すことに。
本当は、長い上りを延々と走ってバッテリを消費しまくって遠隔地で急速充電したい目論見だったものの見事に撃沈。
あとバッテリ充電できれば用途判明したものの、タイムズカー特有な運転席サンバイザーに在る給油カードなどは、バッテリ充電用カードに加え、ガス給油・洗車用カードの2種類が置いてあった。
5時間程度はとても短かかった…
総じてタイムズカーのシェア可能日時を眺めてると、24時間借りるようなことが出来ずやはり気持ちが消化不良気味。
また乗ってみたいと切望するものの、渋滞具合を予想して念密に計画しないとならない模様。とにかく静かで加速力もあるので、高速乗ってもっと遠出をしてみたいなぁと思ったり。
最後に、返却地のタイムズ川崎アゼリアへの入り口に予想通り迷ってしまい、e-20区画にたどり着くまでで難航w 23時半ギリギリにたどり着く始末。
※余裕があるならば出庫時に地下駐車場を一周して返却区域を確認しておく
着いても他のタイムズカーのガス車がEVエリアに停まってたりしてサポートへ電話することに。後でこのクルマの明日予定を見たところ予約ができなくなっていた。EV運用難しい。
以上、返却の最後までゴタゴタしたのだった。
日頃タイムズカーに乗っていると、ナビ経由で急加速や急減速を警告音声が流れるけれど、あれれ? bZ4Xは乗ってる最中にまったく警告音声がなかったなぁなどと思ってた。まぁ、EVでbZ4Xだからお試しなのねw などと楽観視。
しかし、ちゃんとカウントされていたのでした汗 走行時間比で過去最高回数かも。。。
ぜひ、また乗ってみたい車種だった。
あわよくばもっと各地に台数が増えてくれればなどと思ったものの、日頃よく乗っているCH-Rでさえ台数が少ない現状だし、EV車ともなればタイムズ24は消極的だろうな、と思った次第。