いまさらSMTP立ててスパムと戦う気力が無い
10年以上無償版G Suite(Google Apps無償版、Google Apps Basic、またはG Suite legacyなどと呼ばれてきた)に、3ドメインそれぞれにアカウントを割り当てて利用してきた。Google Photosが改悪しても、まさかG Suiteまで笑、と疑わなかった。しかし信じてたのが浅はかだった。
4月になってGoogleから届いたメール文面には、「2022年8月1日までは無料、その後1年間は半額」というおそらく最終のジャッジ(騙された!違った)。最初の発表以降調べていたものの、他の選択肢が見つからずついに有償版移行を決めた。もうSMTP立てて迷惑メールと戦う気力が無い、、、Googleの思うつぼ汗
4月10日:そこでまずは、不要にしなければならなくなった2アカウントの削除。削除しないと有償移行するアカウント上でエイリアスドメイン登録ができないから(後に大きく悔やむ。
1ユーザー680円/月のサブスクへ
続いて、課金するドメインアカウントのサブスクリプション選択。ドメインを割り当ててGmailできればいいんで最安のBusiness Starterにした。
現行との機能比較を確認する。
このサブスク変更日が課金開始日になった罠
そして課金の確認。
無料期間は10月までだった。しかし、申込日が課金開始日に依存してしまう。Googleもセコい。なんで2023年の翌11月から開始にしないんだろうか。この時点ではもう後日に、などと引き返せなかった涙
なぜ2ユーザー移行したかというと、1ユーザー分でGCPのCompute Engineにインスタンスを作ってしまっているため。このユーザーを残さなければ、アカウントごとインスタンスが消えるという罠があった。
そして取りあえずBusiness Starterにしとけば、1人だけで使うならばプラス2ドメインを「ユーザーエイリアスドメイン」に登録して利用すれば、取りあえず今までと同じように使えるはず。。。
さようなら永年無償。のはずだったのに。
1か月後、レガシーに戻した涙
ひどい。ひどすぎる。2アカウントの削除はどうなるんですかい涙
思い起こせば以前に企業内情シスやってた頃、かなりのユーザー数なG Suite契約しててもアカウント問題は相当こじれて解決できなかった。ましてや削除となると復活は望めないのだろう。しかし、今回のは事の発端が公式情報を元にしてたってのが解せない。
6月14日:まだ元のレガシーに戻ってない。サポート曰く、無償期間切れが近いアカウントを優先しているらしいけど、4ヶ月経って忘れさせる手法にしか思えない汗
6月17日:ゴリ押ししてやっと元に戻った。10ユーザーまで増やせるのもレガシーの時のまま(強く要望しなければ10月と言われてた)。
今回、Googleの「やっぱり無償にします」ニュースを見るちょっと前、CloudflareのEmail Routingサービスもいいなぁと思い始めてた。ホントこういうシンプルなサービスでイイってことだ。取りあえず今回G Suiteレガシーを延命したけれど、更なる改悪時に備えよう。。。