10GBase-Tスイッチングハブを買ってみた ── 超コスパモデル TP-Link TL-SX105はいかに

2023年9月追記:2年でぶっ壊れた😭全ポートリンクしなくなり熱で逝ってしまったのか ⇒ サポート連絡して交換して貰うことになった。V2.0が届いた

コスパ最強と名高いTP-Linkの5ポート10Gマルチギガビット「TL-SX105」を買ってみた。このモデルは完全ファンレスが魅力のひとつであり、ポート数を欲張ったファン付きの8ポートはやめといた。

TL-SX105は昨年からずっと値下がりしておらず(2021年7月現在)、いつも1週間程度で在庫切れになってしまう(アマゾンの場合)。最近は、7月1週目の29,564円が最安。年内でも2万5千円以下は望めなさそうなので、痺れを切らして購入することにした。

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しばらくスピードテストをしてみると筐体がかなり熱くなる。ぱっと触ってみると、熱っ!と手を引っ込めるほど。今のところ10Gリンクしているのは2ポートだけなので、全ポート10Gリンク時はどうなるのかちょっと心配。筐体の前から見て横両側にスリットがあるので、配置が重要かもしれない。

現NAS環境は読出し300MB/秒近く、書込みは伸び悩み

筆者環境で常用してるNASはこの構成。スイッチを介しているのでベンチ結果を挙げておく。

ディスク周りはZFSのRAID10相当で、Seagate BarraCuda 8TBのRAID0相当のスピードとしてはこの程度かなぁという感じ(HDD単体仕様は最大転送190MB/秒)。いや、ミラーしているものをストライピングしている組み合わせなのに。どっちにせよ、遅…

使用している10GbE NICは、NAS側が仮想化のA2SDi-H-TFオンボード(Intel X553/557-ATドライバ@ESXi)、Windows 10側は10Gtek Intel互換X550-T1の10GBase-T1カード。

4GB程度のファイルをNASから読み出したのが以下の通り(受け側はSSD)。上画像のCrystalDiskMark測定値とほぼ同じ。

NAS(HDD) → Windows(SSD)

NASへの書き込みは1GbE時の倍程度。XigmaNASの設定見直したけど伸びなさそう。速い!とは言えず遅い…、課題多し。

Windows(SSD)→ NAS(HDD)

もっと高速な7200rpmで最大転送200MB/秒超えのHDDだと、どれくらいになるんだろう。でも現在のところBarraCudaで24時間3年以上不具合が無く、換装予定もない。

iperf3のベンチ結果では7Gbpsで頭打ち

ベンチマークとディスク間体感の比較ではあまり意味がないとは思いつつ、定番のiperf3ベンチ結果も見ておいた。クライアント側はWindows PowerShell上で、サーバ側はVM上このWebサーバにて同一セグメントにて測定したもの。

iperfオプションにて8並列(-P 8)としても以下の結果なため(以下画像)、上記のエクスプローラ体感ではまったく並列転送してないと分かる。

ベンチ上は7Gbpsが最大。。。

XigmaNASのパラメータも再考してみたものの

念のためXigmaNASのカーネルパラメーターを見直してみたが効果無かった。

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消費電力は地味に増えている。

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