NAS4FreeでRAID10ライクなNAS構築 ── GUI操作だけでZFS

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最初に分からなかったのは、ZFSとRaid10が同義のようなモノ(ZFS内の設定)ではないということ。Raid10で構成したい+ZFSでも構築したいと考えたものの、2つのキーワードでググっても両立するようなノウハウは無く、結論としては「ZFSの設定でミラー(Raid1のように)の組み合わせをストライピング(Raid0のように)すればよい」という感じ。知ってる人から言えば( ゚Д゚)ハァ?ってことだけれど。。。

もちろんファイルシステムをZFSにしなければ、NAS4Free上でソフトウェアRaidとして、Raid10設定することもできる。

以下は、NAS4Free 11.1.xで上記を「GUI操作のみでZFS構築」を行った手順です。

注:ここで挙げているZFS設定はGUI優先の一例です。

ディスク「マネージメント」

「ディスク」→「マネージメント」でOSから見えるディスクを追加登録します。ここでは4台のディスクが対象の例です。

設定すべきは、対象「ディスク」の選択が必須で、今回の場合はS.M.A.R.T.の有効化をしています。最後で少し触れますが、S.M.A.R.T.を有効にしたいためESXi上でRDM設定をしました。

上記を4回(4つのディスク)繰り返します。

上記のようになっていればOK。ここまででディスクマネージメントの完了です。

ZFS「仮想デバイス登録」

「ディスク」→「ZFS」→「仮想デバイス」をたどります。

4台のうち2台ずつを「MIRROR」設定で束ねます。ここでは、「vdev1」「vdev2」などと記載していますが任意の名称です。

ZFS「マネージメント」

「名前」項目を任意の名称にして「仮想デバイスリスト」に表示されている、ここでは「vdev1」「vdev2」を選択して各ミラーしたものをストライピングとして設定すれば完了です。名前の「nas」は任意の名称です。

ZFS「データセット」

最後に「データセット」で「プール」として設定します。名前(プール名)の「nas」は任意のものです。

ここまででZFS設定が完了です。「ボリューム」は使ってません。

CIFS/SMB設定

最後に、CIFSなどのサービス設定をすればWindowsネットワークで次のようにフォルダ表示されます。この記事はZFSのGUI設定がメインのため端折ってます。

あと、ZFSなのでメンテ設定として次のようにScrubをCron登録しておけば、予兆把握に安心です。

ScrubのCron登録

以下のコマンドラインは、「nas」の個所を各自のプール名に置き換えです。

以上の設定後、ZFS情報を確認すると次のようになっています。

ここで使用しているディスクは3GbpsのSATA接続のため、Scrubが9時間超と比較的遅め、などということも上記から分かります。

ちなみに、16TBのプールでガリガリディスク読み書きし続けると、メモリー16GBでも少なくスワップも発生する事態。さすがリソース食いのZFSだけれど、本構成でも常に80MB/秒超のスループットで満足度は高い。

ディスクはESXi上でRDM

S.M.A.R.T.監視したいため、ESXi上ではRDM(Raw Device Mapping)マウントさせています。一般的に、RDMはVMDKでなくRAWディスクとしてマウントさせたいという名目が多いですが、筆者の場合は「S.M.A.R.T.監視のため」だけです。

投稿者プロフィール: 宇宙、Linux、ネット、映画が大好物。

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